全力で頭を抱える日記

おもに乙女ゲームの感想を中心に。ネタバレご注意。

27 2009

宇宙意識を受信中(弁慶、喜三太、吉次クリア)

タイトルだけで二歩下がって50メートルぐらい引き寄せられるものですが、ようやく休みが明けて実家を飛び出したので一人部屋で宇宙意識と交信してみました。
ちょっと使わないような言葉を覚えた中学生のように、ひたすら「宇宙意識」という単語を使いたい。

それで中身の方なのですが、長い長いといわれる美蕾作品でも、それなりの長さでした。エンディングの多さは攻略人数の多さに比例していると思う。結構多いですが攻略人数から見ればそこそこ。仁義と同じぐらい。すみれは異常過ぎた(攻略対象5、6人でエンディング70ぐらいあったような気が)。

それで皆さんが気にするところの宇宙意識とはなんなのか、ということなのですが私もよくわかりません。
いや、宇宙意識的な話は出てくるんです。昔ここであなたと会ったような気がするとか、なんか昔の神々(?)だったとか、大昔友達だったとか、主人公がモレだとか。ただそれが突拍子もない。ほとんど伏線もなく、「あ、私ここであなたと会ったような気がする!」といきなり回想に入るものだからプレイヤーの私も宇宙意識を受信して補わなければなりません。
だっていきなり「私はモレだった」とか言われたって困りますん。


あとエロシーンの時の主人公の名前表示が『義経』になってる素敵な機能付き。
「桜子(デフォ名)って呼んで」と言って相手も桜子と言っているのに表示は宇宙意識を受信し続け『義経』
痛くない拷問のようだ…


ということでいろいろ不満はありますが、上記の宇宙意識受信のシーン以外は普通の乙女ゲーでよかったです。ただ宇宙意識のシーンがホント電波妨害なんです。
流れに乗ってきた!いい感じだよ!ってところで前世であーだこーだしてましたという回想が入ってきて中身を邪魔されてる印象。蛇足はあっても損はないと考える私でも、これは確実にストーリーを邪魔しているなあと思いました。


主人公は、最初の方こそ若いので(14、5?)突拍子もない行動に出ましたが、後の方はきちんと男らしく活動してたりしてました。武芸の稽古は怠らなかったみたいですし、結構さばさばしていて個人的には好み。ひょんなことから女がばれるんですが、そのイベント自体は楽しいのにその後の反応がバレる前とさほど変わらないです。劇的に変化させてほしいわけでもないが、もうちょっとこうなんか。
あと一人の攻略ルートに入ったら他の人がほとんど出て来なくなるのも不満です。


ここからはキャラ感想です。

●弁慶
正直な話、か、かすりも萌えられなかった……。
別に嫌いでもないし好きでもない、丁度こう真ん中のライン上にぴったりフィットした不思議なキャラでした。主人公を女と知っても周りに言いふらさず尊敬もしているし、最後の最後で主人公を守る力強さと主人公がぐらついたときに叱責もするほんといい人なのですが……萌えれなくて嫌いにもなれなくて逆にそれが驚きを呼んで印象に残ってます。
宇宙意識については、昔の戦友だったかんじの人でした(よくわからないので曖昧…)。
エンディングでは子供が出来て義経と一緒にモンゴルに逃げて幸せに暮らす的な内容でした。子供が普通に生まれてスチルに出てきてたので驚きました。い、いつの間に…!
仁義でいう若みたいな立場なのかなあと思っていたら、意外とそうでもないようす。若は作る側の良い意味での贔屓(後押し)がありましたが、弁慶はふつうでした。

昔にあってて、実は弁慶はむかしから義経のこと好きだったというエピソードがあるけどそれはいらなかったかなと思う。ただ義経自身はそれを知りながらエンディングの方まで実は自分が昔あっていた女の子だったということを言わなかったので、それは良かったなあと思う。
良かったのと悪かったのが入り混じってるから中間なのか…。


●喜三太
個人的な話、幼馴染キャラは主人公好き好き大好きさんが多い。もっとこう藤崎詩織みたいな幼馴染に対して辛辣な態度をとりやがるキャラはいないのか!(ドM!)
格好いいところもあったけれど宇宙意識受信中だけ強くなれるみたいな補正があったのが頂けなかったなあ。喜三太はヘタレキャラなのですが、努力で格好良くなるところが見たかった。
あとこの人もエンディングで子供が生まれてました。
ひゃ、百発百中!


●吉次
おまけキャラ的な感じだったのにエロシーンがあったのにびっくり。それがこの三人の中で一番エロかったような気が個人的にする。
子供好きという設定がどうもとってつけた感があったのが否めない。


とここまで結構悪い批評が続きましたが、全体的に見れば悪くないと思います。ただ、惜しい。ほんとなにかが惜しい。かゆい所に手が届かない。
といってもこの三人は私の好みから外れた人たちであるので、人それぞれ好みによっていい悪いが別れてくると思います。よいところは良かったと思う。男らしい部分も潔い部分も、それぞれ違うやりかたで主人公をただすところも面白かった。主人公もやり手な女性ですが(手腕的な意味で)、欠点があるので各キャラごとにそれを自分のやり方で主人公に接しているのは良かったです。


次からは伊勢、継信あたりを狙っていきたいと思う。このあたりは大体私の好みに当てはまりそうで今一歩な人なので、割と中立な感想が書けそうだ。好みを除いた文章ってどうかとも思うが、ありすぎてもよくないような気がする、難しい。
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